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ホーム自然・心・技玉 繭―そして自家製繭への挑戦
 

牛首紬の起源は言い伝えによると、約840年前、平治の乱(1159年)に敗れた 源氏の落人によって村人に伝えられたとされています。 村人たちは、この山深い地で生きていくために、自給自足に近い生活をしながら「養蚕」と、 長い冬場には繭として売れなかった「くず繭」を織物として生計をたてていました。

玉繭
くず繭の中で、2匹の蚕が共同で一個の繭にしたものを「玉 繭」と言います。
この玉繭は、普通の養蚕をしていると2〜3%の割合で必ず出るものですが、繭から2本の糸が出るため、糸をつくるときに必ず絡まってしまいきれいな糸が作れません。そのため通 常はくず繭の扱いをされてしまいます。
牛首紬は伝統の技法でこの玉繭から糸を引き、絡み合った部分が牛首紬独特のネップとなっています。
※右の写真、下側の大きくて丸い繭が「玉繭」です。
自家製繭への挑戦―桑の栽培への試み

白峰村桑島地区は、かつてはその名のとおり沢山の桑が茂っており その桑をエサとして養蚕を盛んにおこなっていました。 しかしながら時代の移り変わりとともに養蚕は衰退し現在では殆ど行われなくなり それに伴い山から桑の木の姿がいつのまにか消えてしまいました。

私たちは将来、繭作りも復活したいと願っています。
繭をつくる養蚕をおこなうためには、まずエサとなる桑の木が必要です。 そのために山に桑を植えることから始めたいと思います。 白峰の山の中に日当たりもよく、土地も肥えている適地を見つけました。
ここから始めていきます。

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